こんにちは、本日ストレス度50%のテルマエです。
なぜストレッチが必要なのか
どうしてストレッチをすることが自分の身体にとっていいことなのか、まだしっかり腹落ちしていない方もいるかもしれません。
また、大切なのはわかるけど、実際にストレッチの習慣を持たない方もいると思います。様々な方法があり、情報がありすぎてどれをしたらいいのかわからないし、何か一番自分にあっているかを判断することも難しいですよね。
理解できるけど、しっくりできない
今回は、どちらかというと重要性を認識していても、習慣化できない(もしくは習慣化しない)方に向けてお伝えしたいことがあります。
言葉で人に言われても、受け手側が腹落ちしていないと、その場限りの話になってしまい、本人の意識に入っていないので、それだけでは、不十分なことがあります。私もセミナーやワークショップで一方的に聞いているようなものは、時間の経過とともに忘れたり、きっかけがないと思い出せないことが多いです。
しかし、実際に自分で聞いたことを実践してみたり、体験したりすると、記憶に残るし、人に伝えたりして、それが重要なことであれば、常に意識していられます。
体験してみると、すごく楽しい想い出になる
これは、最近の催事イベントなんかでは多くとりいれられていますが、受けて側にも参加してもらう体験型のイベントが多くなっていると思います。でも急に張り切りすぎてしまい、翌日身体が悲鳴をあげて整体院へ来る方をたくさんみてきました。
ストレッチが必要なのは、身体の柔軟性をアップするため
ストレッチは、筋肉を伸ばすことですが、人には【伸張反射】(しんちょうはんしゃ:Stretch Reflex)と言って筋肉を伸ばすときに伸びすぎないように、反射的に筋肉を縮めて保護しようする反応があります。そして、筋肉を伸ばすことを40秒以上続けることで、伸張反射の反応が徐々に無くなっていくので、筋肉に柔軟性が出てきます。この柔軟性を繰り返し続けることで、筋肉に弾性がついてくるのです。アスリートはこれを計画的にトレーニングに取り入れています。
柔軟がもたらすメリット
柔軟性が弾性を生む。これが、ストレッチをして、代謝が良くなる理由になります。
筋肉は血液を送るポンプの役目なので、伸縮が大きいとポンプの勢いが強いので、身体全体に栄養が回ることで健康な身体になって行きます。
始めるのは、どんな簡単なストレッチでも40秒を毎日継続することでそこの筋肉に柔軟性が出てきたら、実感が得られるので、まずはトライして見てください。そして、この事実をいろんな人にアウトプットして見てください。人に伝えることで記憶はより強く残ると言われていますから自分なりの言葉で共有することで、腹落ちしてきます。
まず実践、そして共有
早速、実践してもらい、それをたくさんの方にアウトプットしてみましょう。共感を得たりするとそれだけで、継続する意欲が増します。とにかくストレッチは継続が重要です。これが健康への1番の近道だと思っています。これからも簡単ストレッチはご紹介していきますので、楽しみにしていてください。
セルフケアストレッチって無責任!?
私は、整体師をしていた時に、施術が終わったあと結構な頻度で、「今日は、十分ほぐれていますが、お家でも少しストレッチなどをしてくださいね」という話を決まり文句のように、お客さんに言っていました。それは、辛い症状であった人ほど、お伝えしています。でもそういう人は自分の身体を考えているようで、冷静に向き合っていないように感じます。整体師が言うとあまりに当たり前の決まり文句だから、聞いてもすぐに抜けてしまうのかもしれません。それだけ、整体師も無責任にセルフケアを連呼しているからかもしれません。
自分ですることが面倒だから整体院にくる?
整体院もサービス業ですから、お客さんには、リピートしてもらいたいし、長時間施術を受けてもらうことで売り上げが上がります。しかし、辛いからといって、1週間に何度も来院するのは、お金がとてもかかってしまいます。1ヶ月に整体にかける予算は限られる方が多い中で、辛い症状を軽くしたいという思いがあるなら、整体師に任せきりにしないでセルフケアもきちんとすることで健康的な身体にしていけるのです。
整体での施術の効果は2〜3日で無くなります
そうなんです。どんなケアでも一度しただけで、ずっと効果が持続するというのはありません。施術の後、やはり徐々に普段の生活を同じようにしていれば、辛い箇所はまた辛くなっていきます。しかし、セルフケアをすることで効果が持続させることができます。毎日にケアが身体の調子を正常な状態に維持できることが一番効果があります。
良心的な整体師が勧めるストレッチの理由とは
改善する状態とは、辛い箇所が再び辛くならないということです。それは、言い換えれば、身体の組織が変化しているということになります。
身体の組織は細胞レベルで毎日入れ替え(変化)が起きています。そのスピードからすれば、施術を受けても、そのまま放っておけば、辛い状態に戻って行ってしまい、再び施術を受ける前の辛い状態になってしまいます。もし、身体の改善を施術だけで行おうとするとかなりの頻度で施術を受け続けなくてはいけません。例えば、毎週2〜3回を半年以上続けて、やっと少し変化が出るという程度です。これはあまり現実的ではないですよね。
身体の変化は個人差もあり、施術の技術にも関係しますので、あくまで参考ではありますが、それでも、数ヶ月通い続けるというのは、大変なことです。
整体は医療行為ではないので、保険も適用しませんし、改善されたと実感されるのは、基本的には自己回復をしているともいえます。
もちろんその回復をより早くするために施術で手助けしているわけです。
私がいた整体院でも、よく来院する方で1ヶ月に2回くらいがほとんどで、大概の方は数ヶ月に1回くらいが多かったと思います。
毎週必ず施術を受けに来るというのは、かなりレアなケースなので、整体だけで改善させるというのは、ほぼないといっていいでしょう。
そうなると必然的にお客さんへは、セルフケアを促して、なるべく辛さを酷くしないようにしなくてはいけないわけです。
整体院を続けるという商売のためには、お客さんに来てもらいたい。でもお客さんのためを思えば、早く改善して、もう整体を受けなくてもいい、元気な身体になってもらいたい。この矛盾した2つのことを抱えながら、整体師をしていました。
セルフケアが一番の健康対策!
結局、セルフケアを続けることもなかなか大変なので、来院することになっている方も少なくありません。
しかし、ほんの少しの時間、1日に5分だけを使うことで、改善や予防ができるなら、やはり私はお勧めします。
今後は、どんなセルフケアがいいのかを紹介していきたいと思います。
ストレッチブームが巻き起こる!?
整体師の口からよく出るフレーズ「ストレッチしましょう」というのがあります。
皆さんの中にも、言われた経験がある方がいると思います。
私が整体師をしていたとき、私もお客さんに伝えていました。
整体を受けに来る方ですから、身体が辛くてどうにかして欲しいと思っているはずです。
施術を受けた後、スッキリするのはいいのですが、やはり普段から辛くなりにくくする予防としてストレッチを勧めるわけですが、なかなかできないと言われる方が多いのです。
ストレッチって特別なことだと思っていません?
ストレッチは筋肉を伸ばすという行為なので、普段の生活をしているだけで、たくさんの筋肉を伸ばしています。
例えば、背伸びしたり、あくびをしたり、特に意識をしていなくてもストレッチと同様の動きはしています。
腕を上に伸ばすこともストレッチになる?
しかし、本人が「今、ストレッチをしている」という意識がないので、ストレッチ効果は、ほぼないと言っていいでしょう。
ストレッチは、意識して筋肉を伸ばすことが重要です。また同時に呼吸も意識して行います。
だったら、意識すれば全部ストレッチ?
何気なくとる行動で、ストレッチに該当する「筋肉を伸ばすこと」であれば、あとは意識をするだけで日頃からストレッチをすることができます。風呂上がりや、運動の後にわざわざ時間をとって、ストレッチをすることだけでは、自分は毎日できないという気持ちになってしまいます。ちょっとした意識の切り替えで簡単にストレッチはできるんです。
【ストレッチのメリット】
私が思うストレッチの最大のメリットは身体に柔軟性をもたらすということだと思います。
運動の前にストレッチをするのは、骨格筋という骨(骨格)に沿って筋肉がついているので、それを伸ばす(収縮)させることで、運動能力が上がったりや関節の可動域を広くすることで、組織への障害を軽減させることができるのです。簡単に言えば怪我をしにくくなるということですね。
【ストレッチの種類】
ストレッチは静的ストレッチ(スタティックストレッチ)と動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)の2種類に分けられます。
整体師の時に私がお客さんにお伝えしていたストレッチは静的ストレッチの方で、筋肉を伸ばす行為を静止した状態ですることです。
動的ストレッチはラジオ体操でやるような、体を動かしながら、筋肉を伸ばしていくことを言います。
なので、普段の生活の中でやりやすいのは、静的ストレッチの方です。
明日からできるストレッチ
デスクワークをしているような長時間同じ姿勢で仕事をするような方は、定期的に上を伸ばし、肩甲骨周辺の筋肉を伸ばすことで、疲労軽減に効果がありますので、背伸びをするときは、「伸ばしている〜」という意識を持ってやっていただければと思います。
毎日ストレッチすると
日常的にストレッチをすることは動かさない関節がなくなるので、代謝改善や健康維持にはとても役立ちます。ぜひ毎日やりましょう。
【朝が弱い x スッキリ目覚めたい】
朝が弱い!朝が弱くて毎日辛い!
こんにちは、本日のストレス度20%のテルマエです。
「朝が弱い」という人は多いと思います。
朝が弱い原因
個人によって理由は様々ですが、基本的には、昨日の疲れがまだ残っている状態で起きていることが原因でしょう。
ほとんどの方は毎朝決まった時間に仕事が始まるでしょうから、自分で起きる時間を自由に設定するわけには行きません。
あまり無理をした生活を続けることは良くありませんので、それについては、また違う機会に触れて見たいですが、今回は朝起きて、家を出るまでにだるさをとってスッキリした状態になるための方法をお伝えします。
起きたらすぐは何してますか?
朝は、「ゆっくりストレッチをする」なんていう時間はない人が多いでしょう。
ギリギリまで布団の中でウダウダしたい!
なので、5分でも1分でも、ストレッチをする行為が無駄に思えてしまう。
でも、起きてすぐは、まだベッドや布団の中です。朝が弱い人は、目覚めてから、起き上がるまでに時間がかかります。それこそ、5分、10分とウダウダして朝の貴重な時間を無駄に過ごしてしまいがち。
このウダウダ時間を利用して、スッキリ状態にすることができます。
朝が弱い人におすすめ!朝のだるさを一瞬でスッキリ!?
今回、身体の動きをどのようにお伝えするか考えたのですが、自分なりにうまく伝えるために、初めてアクションフィギュアを購入してみました。
安かったからか、ちょっとイビツです
これは、普通にAmazonで購入できるイラストやデッサンで使用するもののようです。
【目覚めスッキリ ストレッチ】
起きてすぐ、寝たままの状態で、片足の膝を曲げます。これは、起きて急にストレッチは無理があるため、ストレッチをする準備と思ってください。
↑こんな感じで、交互に膝を曲げます
膝曲げは数秒間、両膝やります。
ストレッチの継続時間はご自身の感覚で構いません。
ゆっくり時間をかけられる人は、30秒でも1分でもOKです。
次に、片膝をお腹の方まで両腕で引っ張り、お尻の筋肉を伸ばします。これもご自身の適当な時間で両足ともやってください。
↑こんな感じで、膝がお腹につくように
最後に、お尻だけを上げていきます。
これは、ゆっくりやった方が効果があります。
上げられる限界まできたら、そこでストップ。
少なくとも30秒は止めていましょう。
↑お尻と腰だけが浮いているように
最初はなかなか上がらないかもしれませんので、できない方は両腕で支えて持ち上げてもOKです。
これを全てやっても、数分で終わり
ウダウダ時間を使うので、朝のバタバタの前にやるわけですから、ストレッチをするという意識を持たなくてもできます。
3つのストレッチが終わるとある程度筋肉を動かした状態なので、目が冴え、すっきりした状態になるというわけです。
それぞれのストレッチを継続させる時間は、自分の状態に合わせてやればいいので、さっと1分程度でもいいですし、続けるのが苦手という方は、「今日は起きるのが辛い」と思ったときだけ、試して見てください。
きっと朝食も美味しく食べられますし、家を出るころには調子がよくなり、とても気持ちのいい通勤通学ができることでしょう。
朝は弱いけど毎日続ければ効果てき面
どんなストレッチでも、継続して行うことで、身体の柔軟性がつきます。
偏った箇所だけを動かさず全体をバランスよく動かすことでむらのない柔軟が、代謝促進に繋がります。
ぜひ皆さんも明日の朝から、はじめてみてはいかがですか?