健康 × 減塩 × 血流
こんにちは、本日のストレス度15%のテルマエです。
減塩ブーム到来?なんでも減塩!減塩商品の台頭はいつから?
スーパーにいくと調味料コーナーに目立つ減塩の文字。
いつからこんなに減塩商品が増えたのでしょうか。
日本高血圧学会
日本高血圧学会が2013年に「減塩食品リスト」を発表しました。
そこからの日本人の食塩摂取量が減っているようですので、減塩商品が増えていったのかもしれません。
日本高血圧協会は毎月17日は「減塩の日」に制定しているそうです。
塩分を知りましょう
塩は、5大栄養素の一つミネラル。
体を整えることに必要な栄養になります。
塩は、自然の中から抽出します。
ちなみに砂糖は人工的に作ることができます。
日本では塩は海水から作っています。
塩はずっと昔から貴重な資源として重要なものであり、塩を巡って交易が盛んに行われていました。
塩は海水からだけでなく、地表や地下からも岩塩として採取でき、内陸部においても塩の利権争いが各地で起こっている歴史があります。
減塩ブームの原因:塩分を摂りすぎると何が起きる?
塩分は体の中に常に一定の割合で含まれています。
塩は体内の圧力を調整したり、食欲を増加させるために味覚をコントロールするような神経伝達に大きく関わっています。
そして、塩分は体内で一定量を保つために排出することも体の機能には備わっています。
しかし食事から大量の塩分をとってしまうと排出が間に合わず必要以上に残ってしまうため、それが原因で血管を収縮し、代謝が悪くなり、血圧が上がってしまうことが起きてしまうのです。
なぜ塩が体に必要なの?
塩(ミネラル)は、体の機能を正常に維持します。
糖質や脂質を分解や合成を助ける
エネルギーに変わるものではありませんが、糖質や脂質を分解や合成を助ける働きを持ちます。
人の体液に含まれる塩は細胞の内外の浸透圧を整えます。
これは栄養を吸収するためには欠かせない機能であるため、塩分が足りないと循環不全や脱水症状などの新陳代謝が低下してしまい、皮膚なども弱ってしまいます。
そして、脳からの伝達である神経細胞から伝わる電気信号は塩に含まれるナトリウムイオンが必要になります。
正常に機能しなければ、体調を崩す原因にもなります。他にも酸性になることを防いだり、消化や吸収の働きにも深く関わっています。
減塩ブームだから「適塩」、その適量
バランスを取って適量をとるといっても、どのくらいが適量かというと、日本人は欧米人より多い1日平均約10グラムだそうです。
世界保健機関(WHO)
世界保健機関(WHO)は、
世界中の人の食塩摂取目標を1日5グラムとしていますが、米国では心血管疾患の予防のためのガイドラインは、塩分の最大摂取量が1日3.8~6.0グラムとなっています。
毎日の食事どれくらい塩が入っているのか、気にしてみるのもいいと思います。