管理者【テルマエ】プロフィール

テルマエ

こんにちは、本日のストレス度40%のテルマエです。

元整体師。現在サラリーマンです。

私が、整体師になろうと思ったのは、会社勤めてをしていた時に、かなり多忙な仕事で、ストレスから身体を壊し、朝、自分でベットから起き上がれない経験をしました。

「本当にこんなことあるのか!」

と自分でも疑ってしまいましたが、それほど、心身ともに、病んでしまっていたのだと思います。

その時期から家族や友人、もちろん自分自身も健康にしたくて、調べて行くうちに、整体を学び、それを職業にしようと思って、会社をやめて整体の世界に入りました。

最初は整体学校での学びの時間でしたから、毎日新鮮で身体の仕組みや機能を知ることができ、自分が描く健康への道があるように思っていました。

 

しかし、整体師として働き、お客さんと向き合って行くなかで、いろんな疑問が生まれました。

  • 「本当に、この人(お客さん)は、この施術だけで健康になって行くのか?」
  • 「決められた時間(60分)で、疲れが取れているのか?」
  • 「体が辛いのは、身体の痛みを取ることなのか?」

私は整体師をはじめた最初の頃は、高齢者が多い整体院で勤めました。

 

そして、整体師を辞める間際は、20代〜30代を多く施術をしていました。

元整体師

勤めた時期で比較的偏ったお客さんを施術する経験をしたことで、年代によって明らかに身体の質の違いを感じ、整体という手技だけで、健康へと導くことは難しいと感じたのです。

一般的に、高齢者の皮膚は、若い人に比べ表層の部分がとても乾燥しているため、硬い人が多く、整体で主に使う手による手技では、筋肉をほぐすことに時間がかかります。

 

それは、逆にいうと整体師の指も故障しやすいということになります。

 

サービス業として、決められた時間で行うような施術では、充分にケアできないまま、施術が終わってしまうことが本当に多かったです。

 

それでも高齢者は人が触れることでの、暖かみを感じる精神的な面で整体を受ける施術の効果があるというのは実感していました。

 

人の手で摩ってもらうだけで、痛みが和らぐ。

 

親が子供に痛いところを摩ってあげるのと同じ効果です。

ただそれはその時の一時的な痛みを和らげるに過ぎないので、本来の健康に導くこととは違います。

整体師として目指す本質的な理想は、整体師に頼らなくても健康でいられることであり、職業としての矛盾が生じてしまい、私の中で葛藤が生まれました。

では、若い人はどうかというと、皮膚にまだ充分に水分があり、モチ肌な状態であるため、柔軟性のある皮膚の方が多く、手技による筋肉がほぐれる時間も高齢者に比べたら、圧倒的に早くほぐれます。

私は最初、高齢者ばかりを施術したいたせいで、若い方の柔軟性のある身体を施術した時、「この状態で、痛みを感じるって嘘でしょ?」と思いながら施術していました。

同じ人間と思えないほど、身体の固さは年齢によって違いがありました。

とても辛そうにしてやってくる若い方を施術していながら、
「この人の本質的な痛みは、整体でする施術では取れないんじゃないか?」
ということを自問しながら日々過ごしていました。

そんな疑問を持ち始めた時、以前勤めていた会社に、再就職のオファーをもらい、流れでまたサラリーマンに戻ることになりました。

家族や友人に健康になってもらいたいという気持ちは変わらず持っていますし、どうせなら自分が得た健康への情報を多くの人にシェアできたらいいのかなと思うようになり、このブログを始めることにしました。

これを読んでくれた方が少しでも健康の道に入れたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

 

テルマエ

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